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「お墓のさんわ」ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
ここでは皆様から寄せられる質問や疑問などの中から、多く寄せられるものをご紹介し、
その内容について具体的にお答えしております。
皆様の疑問やご不明点の解決にご利用ください。
また、ここで解決できなかった疑問・不明点につきましては、お電話にてお気軽にご相談ください。
お骨の預かり16万円でできるようになりました。
Q. 遠方におり、古里のお墓がどうなってるかわかりません。調べられますか?
A. 名前や住所(建ってる場所)がわかればこちらが現地に行き探してまいります。
こないだ、長野さんちゅー福岡の人が骨壷を大分から移したい、ちぃ言ってきた。場所は寺の名前がわかるだけやったけん。写真を何枚か撮って渡したわ。
そしたら、お墓がないっち言う。調べたら本家の人がしっかりお墓を建てちょった。最終的にはお寺さんに挨拶に行きたいって言うけん。手続きは本人とお寺さんがすることになってん。
証明書やら色々やり方を教えて写真とか撮ったので2万円だけもらって終わりやった。
やりとりしよったら、やっぱなつかしなって見に来たくなったみたいやわ。
今回、当社が頼まれた仕事は長野さんに古里のお墓の骨壷を福岡の新しい納骨堂まで持ってきて手続きをすることでした。費用は6万程度でしたが、途中から本人が来られて、こちらの作業が減りましたので、確認だけの2万円となりました。
お墓の状態は千差万別ですので作業量により金額は変わります。ぜひお見積りをしてみてください。
Q. お墓を移す際、どのくらいの日数が必要ですか?
A. お帰りいただければ1日で終わりますが、書類をやり取りすることで一度も帰らずに済ませることも可能です。
こないだ福岡の久留米にあるお骨を石川県にあるお墓に移したい、ちぃ言うお客さんから電話があった。そん時は、骨壷を送れるとか知らんかったんやけど、調べると送れるいうことらしい。そんで、お寺さんに挨拶いって、お礼や手続き代行して送ったから、お客さんの顔を一回も見らんまま終わった。すこし寂しいもんじゃった。
今回、当社は久留米のあるお墓屋さんから「骨壷を移したい」というお客さんを紹介していただきました。お墓を売る店は墓石の販売以外の業務をしていないところもあり、今回はそんなお店からの紹介でした。
上記のように今回は書類手続きなどだけでご本人さまとは一度もお会いしておりません。遠方のお客さまは往復費用だけで数万円の出費となってしまいます。今回、当社の費用は5万円でした。距離や個数によって費用は変わりますが、お時間のない方にはいい方法かと思われます。
Q. 東京在住で今度近くの納骨堂を買いたいと思って見学に行った時「お骨を田舎から持ってっ来る時には改葬証明書が必要ですよ」と説明を受けました。その証明書はどこが出してくれるのでしょうか?どうしたらその証明書が取れますか?
A. 犬や猫の骨かも知れないので、そのお骨が誰のものであるか受け入れる側が正式(公的)な証明書を添えていただきます。受け入れるため必要な書類です。
大分市の場合、改葬許可申請書をサンプルとして載せております。
証明書は各市町村の役場に出していただきます。緑色のところに新しい受け入れ先の住所、名称、印など赤色の所は田舎のお寺さんに墓があるとこはお寺の住所、氏名、印。
部落共同墓地にあるところはその区長の、住所、名前、印をもらってこの申請書を提出すれば改葬証明書を、市町村で出してくれます。
東京にいて田舎(この場合大分)のお寺や部落の区長とのやり取りなど、手数が掛かるし現状もよくわからないと思いますので私どもが代行して行います。費用3万円程度に迄と思います。
Q. 分骨するのはよくないことでしょうか?
A. 「分骨などとんでもない、もともとは、そろっていたものを、欠けさせるべきでない。そんなことをすると、お骨が土に返っても、一部だけが返ることができず、成仏できない。」と言われましたが本当でしょうか?
仏教の教えのなかでは、分骨という行為は、すこしも教理に背くものではありません。仏教学者の金岡 秀友教授は「お寺では分骨を認めますし、むしろ分骨を喜ぶ雰囲気があります。それというのも、お釈迦さまご自身が亡くなった後は、8人の弟子たちに分骨することを認めています。これは八大分骨といって信頼できる文献にも記載されています。分骨したお骨は、やがて八大霊塔に、祀られて、これが寺院の起源になったのです。」といわれています。私たちが良く知っているパゴダ(仏舎利塔)はお釈迦さまのお骨をお祀りしています。分骨を戒める考え方は、日本の昔の家の制度(男子の長男が家を継いでいく家長制度)に根ざしたものと思われます。出身の田舎が遠く、お墓参りもたびたびできないのであれば、せめて、先祖のお骨を分骨してもらい、自分の墓に入れて、供養する。非常に良いことだと思います。
Q. お墓の竿石(正面)に彫る言葉は決まっていますか?
A. お寺によっては推奨しているものもありますが、基本的には全く自由です。
多いのは「○○家」といった名前や「南無阿弥陀仏」といったお経などが多いですが、最近は「絆」、「夢」「平和」「空行涅槃」や「恋人」などの故人を想う気持ちのメッセージや好きだった言葉、他にも花のイラストや18歳で亡くなった子供の為にゲームの形をした墓石や、漁師の方の墓に海の波をイメージした墓を建てたりしております。
Q. 長らく住んでいる新しい土地に墓を移したい、古いお墓はどうすればいいのでしょうか?
A. お墓を移す、またはお墓を新しく建てた場合、古いお墓をどうするかはいくつか方法があります。
まず、古いお墓を解体するとき、新しい墓に中の骨壷などを移すときはお寺さんに魂抜きの法要をしていただきます。
その後は魂の抜けた墓はただの石と変わりませんのでそのまま壊して処分したり、竿 石(一番上の名前などが書いてある部分)だけは無縁供養式に置いておく施設において供養する方、長年使い続けた竿石は愛着があるので新しいお墓の横に置いたりする方もおられます。